ミステリー小説と名探偵の噺【ミス・マープル】
こんにちは『ちゃちゃ丸です』 (*'ω'*)っ”ф”
前回の投稿から、ずいぶんと時間があいてしまった…!(・´ω・`)ゞ
さて今回は、「お気に入りの探偵」の噺を書いていこうと思う。
本の虫ではないが、小説が好きでちょいちょい読んでいる。
数あるジャンルの中でも、推理小説は外せない♪
“探偵”や“ミステリー”、“事件”という響きにはめっぽう弱い!
もちろん、小説に限らず実写やアニメの探偵も大好物♡
久しぶりに、アガサ・クリスティの作品が恋しくなり、📚小説『火曜クラブ』を読んでみた。
(創元推理文庫から出版されている"ミス・マープルと13の謎"も、同じ本を別に翻訳したものなのでご注意あれ)
『火曜日クラブ』は、あの!超!有名な“おばあちゃん探偵”の「ミス・マープル」が初登場した記念すべき作品でもある。
ちなみに、イギリス人作家リチャード・オスマン氏の大人気コージーミステリーシリーズ『木曜殺人クラブ』は、『火曜クラブ』のパロディーのようだ。
それにしても、物騒なタイトルで“そそる”(笑)
『木曜殺人クラブ』については、気が向いたらまた書いてみようと思う。
(記事の最後に紹介した本のリンクを貼っておくので、気になる人はのぞいてみて)
『はさみ部分は、若干ネタバレの可能性を含むのでご留意下さい。』
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ストーリーをざっくり説明すると、
「ある秋の夜、男女数人が家に集まり一人ずつ順繰りに謎の多い噺をして、皆で推理することになる。
その全てを居ながらにして、ミスマープルが華麗に解決!してしまう」
という連作短編ミステリー小説だ。
まあ、いわゆる安楽椅子探偵ものである。
なんとこの作品、1932年に出版されている!=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)
だが、苦痛な読みにくさや、過度な古臭さを感じないのがすごい!!
もう本当に!「アガサ・クリスティ」は天才☆だと思う。
何といっても、古き良き田舎の英国の雰囲気と、ミス・マープルの独特のキャラクターが魅力。
一見どこにでもいそうな“田舎のおばあちゃん”が、類まれなる推理力を発揮し、彼女を軽視していた周りの人の度肝を抜きまくり、ストーリが進むごとに👀一目置かれるようになっていく。
(なぜか、妙に誇らしい気がしてくる不思議www)
『ほれ、みたことか!われらが名探偵をなめるんじゃないよ!』
などと、ドヤ顔で本を読み進める姿は、さぞ怪しさ満点だったろう💦
『あんた一体、あの婆さんのなんなのさ?!』と突っ込みが入りそうだ。
え~と、ただの通りすがりの、一ファンでごぜぇやす…(〃´∪`〃)ゞ
他の登場人物の肩書きも当時の“英米ミステリーらしさ”が溢れる、なかなかの粒ぞろいで好ましい。
ひかえめにしていても...、『ミス・マープルは何でもお見通しなのだ!』
もう、もう、カッコイイ!!ヾ(´▽`*)ゝ
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全部で13編も収録されていおり、1話1話が短くさらっと読めるところも気負わずに楽しめていい♪
謎もた~っぷり!味わえる!
名探偵に付きもののクセの強さが、しっかりアクセントとして効いている。
異様に鋭い洞察力の持ち主ながらも、つつましく品格と愛嬌と情のあるおばあちゃん。
とっても♡チャーミング
わたしも老齢になったら、彼女のような“編み物とユリ椅子”が似合う可愛い☆スーパーおばあちゃんになりたいものだ。(←無理!)
このへんで、今日はおっしまい。
では、また! (*ˊᗜˋ*)ノ゙アリガト~♪
村人です⇩ ぜひ宜しくお願いします!
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